RI標識抗体療法が受けられる患者さんとご家族の方用サイト

ゼヴァリンと悪性リンパ腫

RI標識抗体療法は、どの様な治療法ですか?

 「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」は、放射性同位元素(アイソトープ)であるイットリウム−90(以下、90Y)とモノクローナル抗体(イブリツモマブ)を使用したRI 標識抗体療法です。90Yを結合したモノクローナル抗体を静脈注射し、リンパ腫細胞に結合した抗体の90Yから放射されるベータ線という放射線によってリンパ腫細胞にダメージを与えます。
 「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」では、ベータ線を放射する90Yと、ガンマ線という放射線を放射するインジウム−111(以下、111In)をモノクローナル抗体に結合させた2種類の薬剤と、リツキシマブという薬剤を使用します。
 この3種類の薬剤は、すべてB細胞性非ホジキンリンパ腫やマントル細胞リンパ腫に多く存在するCD20抗原というたんぱく質にだけ特異的に結合するモノクローナル抗体を使った薬剤です。
 「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」では、これらの薬剤を一定の順序で注射します。

RI標識抗体療法の治療法

「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」で使用される薬剤
リツキシマブ
モノクローナル抗体
インジウム−111イブリツモマブ
モノクローナル抗体と111In
を結合させたもの
イットリウム−90イブリツモマブ
モノクローナル抗体と90Y
を結合させたもの

 「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」で使用される2種類の放射性同位元素を結合させたモノクローナル抗体は、それぞれ静脈内に投与されます。また、リツキシマブは点滴静注で事前に投与されます。

投与説明図

 これらの薬剤は、それぞれ特定の目的をもち、一定の順序および期間内に投与されます。
 「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」は全体で7〜9日間で行われます。

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